日本国内でも僅かにしか残っていない旧式の吊り編み機を使った和歌山のニットメーカー、和田メリヤス。
デザイナーの奈良平さんが手がける和田メリヤスの自社ブランドが『WORK-ER』。「働く人、職業」をメインテーマに、毎コレクションごとに一つの職業をピックアップし、その職業をイメージしたデザインを展開しているブランドです。
今期は「保育士」をテーマに、奈良平さんが通園していた保育園を取材、モデルも現役保育士さんを使って、子供と心を通わせることを考えたデザインとなっています。

今回このコレクションの中の長袖Tシャツのプリント図案を担当させて頂きました。
「保育士」というテーマに沿って幾つかの案の中から、先生と子供が手を繋いだ状態をイメージした図案が選ばれました。Tシャツの中で見つめ合うめだまの「目線」が交差しています。




吊り編みの特性を活かしたリング状のタオル「W007-WH莫大小タオル」が2014年度グッドデザイン・ベスト100も受賞、質も高くユニークなデザインの「WORK-ER」。
IID世田谷ものづくり学校内に東京ショールームがあります。実物の吊り編み機もゆっくり回って待っています。是非お越し下さい。

WORK-ER
和田メリヤス