身内の結婚式のお祝い用に描いたペインティング2点。
模様、パターンを使った構成は以前からいろいろと試していて今後も可能性を感じている手法です。全体像とそれぞれの模様の組み合わせを幾つも検討してから下絵を作成、発色の良いカラーインクを使い手描きで滲みや形の精度の調整をしながら彩色しています。
模様は人類が土器や壁画を描いていたころから始まって、、とか言い出すと大げさかもしれませんが、花鳥風月といった自然物や街の風景、世界各国のテキスタイルやフォークアート、までを参照しつつ、絵に落とし込んでいくことは一遍の詩を書いているようでもあります。

今回は結婚祝いということで額装までしましたがこういう風に誰かに絵をプレゼントするというのは我ながら素敵なことだったと思います。音楽の好きな人、本の好きな人、山が好きな人、、その人を想いながら図案を考えることは楽しいですし、イラストレーションのミニマムな形として面白いなと感じています。今後もご相談があれば応えていきたいと思います。ご要望ありましたらご連絡下さいませ。

最後に結婚する二人に、”Live,Love,Laugh,and be Happy.”