world music label “panai” -Alejandro Franov 「CHAMPAQUI」

by satoshi


ワールド・ミュージックの国内盤リリースを行っている、 panai レーベルのご紹介。好奇心を刺激する世界各国の音楽をこれまで13枚リリースしています。

panaiレーベル14作目はアルゼンチンのアレハンドロ・フラノフ。彼のアルバムはこれまで4枚、ネイチャーブリスからリリースされていますが、どれも素晴らしい内容です。是非聴いてみて下さい。今回は故郷アルゼンチンのチャンパキ山を源泉にした静かなアンビエント作品。

「初めて歌を全面に押し出した前作で、新境地を切り開いたアレハンドロ・フラノフによる約2年ぶりのオリジナル・アルバム。歌声を封じ、まるで悟りを開いたかのように瞑想的でスピリチュアルなアンビエンスを聴かせる今作は、これまで以上に自然や大地の存在を感じさせる、フラノフ史上最も深淵なサウンドスケープが広がる一枚となりました。シンセ、民族楽器、環境音が紡ぐ神秘の音色に、深く意識を飛ばされること間違いなしです。
アルバム・タイトルとなっている“チャンパキ”とは、アルゼンチンの中心に位置するコルドバ州にある海抜2,790mの山のことで、フラノフはその山々や周辺に広がる豊かな自然から様々なインスピレーションを受け、今回のアルバムを制作するに至ったといいます。(その風景は今回のジャケット写真にも使われています。)シンセ、ゴング、笛などの多様な楽器による幻想的なドローンが静かにたゆたうアンビエンス作品で、これまでのアルバムと比べても一際メディテーショナルな世界観を持っているので、今作は特にアンビエントのリスナーにおすすめです。」



(左がフラノフ、この曲はアルバム収録曲とは異なります。)